楽しい介護
余裕のある人は
先日、作家の娘である阿川佐和子さんが介護について本を出されました。
内容をテレビで伺っただけですが、その通りだなぁと、自分の介護を振り返って感じた次第です。
それは、
自分を大切にしなければ、相手を大切に慈しむことは難しいということ
です。
阿川さんは、ちょっと可愛い嘘をついて・・・例えば
お母様から家にきてほしいと言われても、
その日は仕事だからと嘘をついて
ゴルフに行かれたとか。
私は、
それでいいのだと思います。
私は子育てもあったので、なかなかできませんでしたが・・・
だから、余裕がなくなるのね
介護だけをやっていると、行き詰まります。
でも、自分に優しく、たまには全て?投げ出して(それが許されるなら)
遊びに行くのは、とても大切なことだと思います。
出ないと、
先の見えないトンネルに入ったままの介護。
当然、楽しみもなければ、暗くなり、イライラして、介護をする相手に優しくなんてできません。
阿川さんは、なんども同じ質問をするお母様との会話の中で、
思わず笑ってしまった。そして、違う質問を投げ返してその場をしのいだとか。
私も吹き出してしまうシーンは多々ありました。
が、実のところ
余裕がなくて
笑いをグッと
飲み込んでしまったのですね(・_・;
そして怒ったり、イライラしたり、ぶつけてしまったのは本当です。
多分、自分が認知になった時に辛さがわかるのではと思っています。
もし、介護を頼める人が周りにいるのでしたらぜひ、ゆるい介護をオススメします。
そして延長戦になるだろう介護生活を自分を大切にすることで乗り切ってほしいと思うのです。
私の状況は、それが許されませんでした。
仕事もある、子育てもある、たまに行かれるのは、お友達との夕ご飯くらいでした。
それでも、救いでしたね。お友達とのひとときが・・・。😄
介護をする上で大切なこと
✅とにかく、自分一人で悩まない。役所に徹底的に相談する
✅ケアマネさんなど介護をお願いしている人を頼ること
✅ケアマネさんは自分と会う人を探すこと
✅自分を大切にすること。遊びに行くなど、ゆるい介護を目指す
✅完璧を目指さない
✅笑えるシーンがあれば、思いっきり笑ってしまいましょう!
老老介護の状態では、楽しみを見つけるのも、相談しに行くことも難しいとは思いますが。。。。
それでも、誰かに相談することで、良い方向への糸口がつかめるかもしれません。
頑張らない、誰かを巻き込む、負担を一つでも減らして行くようにしてみてほしいと思います。このブログが誰かのお役に立てることを祈って・・・❤️