急にじわじわとそれは襲ってきた
花火大会
花火大会事件(節目なのかな、より)から、母の態度が徐々に変わってきたのでした。
目が三角なんですね。丸々とした大きな瞳がいつのまにか細くなっていました。
その頃、なんでも良い方へ?考える私は、加齢でまぶたが落ちてきたんだなと思うのでした。と言うよりも、仕事と子育てで、母のことまで気にしてられなかったのが正直なところですね。
でも、ちょっとおかしいなぁと思うことがちらほらと出てきたのでした。
同居しているため、私たちの洗濯物も干してくれていた母。
その頃、なぜか私の下着が徐々に減ってきたんです。
プププ・・・と笑える感じではありますが、不思議ですよね。私のだけ。今から思うとわざと?嫌がらせ?だったのでしょうか・・・?笑
この小さな事件の積み重ねと、両者、まさか認知ではあるまいと言う考えが、
近い未来、私たち家族と母は、ものすごいバトルへと展開して行くのです。
病院連れて行きたいなと思っても、素直に行く人ではありません。もともとの性格が頑固な気質。生粋の頑固ものの母は、絶対に人の言うことは聞きません。
”ほっといてよ”
”あんたの方がおかしいわよ”などと言われるのが落ち。
素直に聞くことがあれば、
ちょっとおかぁさん、どこか悪いんと違う?とこちらが不安になる程。
実の兄(伯父)も生前私に
”ママは頑固だよ”と辟易して言っていたものです。
この年頃は、それでなくても頑固になってきますし。。。
だから、それ(その頑固さ)が、
家族を不幸にするのです!!!!
例えば
娘や息子に病院へ行こうと言われ
烈火のごとく拒否する。これの繰り返しだったなんて経験ある人、多いと思います。
頑固とプライドがタワマンのごとくそびえ立つ!
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下着は庭に落下
ある日、草むしりをしていた私が水道メーターの下に見覚えのある布を目にしました。
そうです、私のパンツです。
なぜか、私のパンツだけが複数枚、落下していたのです😆
母に問いただせば
”知らないわよー”、”そんなこと、するわけないじゃない”
今から思えばマダラぼけだったのですね。
質問されているときは、まともな状態。でも。。。
多分、洗濯物干しなんて、イライラして嫌だったのでしょうね。
母のママ友である45年来の友人も、この話をされ、違和感を感じていたそうです。
何かが、おかしい。
でも本人は、絶対正しいと言い張るのですよ。
扉を締めるときは、思いっきり!
バーン、バーン!
この頃から、
近所に鳴り響くほどの強さで扉を閉めるようになりました。憎しみを込めて。何を憎んでいるのかわかりません。
どこの部屋から出てきてもです。トイレもリビングも。バーン。
指摘すれば、”お前の方がひどい閉め方よ”と反撃にあいます。
後日、介護をしている上司とその話になりました。
同じように扉を思いっきり強く閉めるんだそうです。
同じだねぇ〜なんて感心してしまいました(汗)
思い当たるところ、ありますか?
パンツはあまりないかもしれませんが(笑)、
扉をバーンと閉めるようになったら、
そろそろ病院へ連れて行かれることをオススメします。
もともとでしたら、微妙ですね。
認知症でも色々な症状があります。母も伯母も、うつが入っていたようです。
そしてはっきりとわかるまで1〜2年かかったのです。
その時の方が、在宅よりも辛かったと思います。
精神的にです。
このどっちつかずの状態が、一番辛いのだと思います。
私のブログを参考にしていただければ幸いです。
つづく